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ABOUT

京都のガレージブランドが手掛ける、キャンプギアブランド "MULTI SOLO"が、この度同ブランドの「軽量BBQコンロ」をプロデュース。

全てのパーツを収納袋に収めた総重量は、わずか"885g"。

キャンプや渓流釣り、ツーリング、登山など、どんな場所にも簡単に持ち運べ、気軽に組み立て。調理や焚き火を楽しむことができます。

釣った魚をその場で焼いて食べる。山の上でお肉を焼く。
ソロキャンプやツーリングなど、一人の趣味で楽しむことはもちろん、仲間に焼き立ての料理を振る舞うことも。
持ち運びのしやすさが、遊びの幅を広げてくれます。

また、コンパクト且つ頑丈な独自設計なので、海辺でお湯を沸かしてカフェタイムを楽しんだり、焚火で食材を焼いたりと、幅広い使い方が可能です。

HOW TO USE
MULTI SOLO
CORE STOVE

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COREコンロ

本製品の収納時の寸法は長さ500mm、直径約70mmの筒形なので、とても持ち運びしやすい大きさです。
また、総重量はわずか885gと超軽量。

パーツは全て収納袋に格納されており、使いたい場所ですぐに組み立て、調理を始めることが可能です。

また、たった5つのステップで組み立てが完了するので、後片付けも簡単。

パーツの素材は高品質のステンレス(SUS304)鋼材を使用しているので、組立時の安定性と耐久性にも優れています。

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直火調理に最適な、
技あり設計の"ステンレス串"

ステンレス平鋼の串(5本セット)は、魚や肉、マシュマロなどの食材を刺し、直火調理を楽しむことが可能です。鉄板や網を用意しなくても本格的な調理ができ、手間と洗い物を減らすことができます。
また、串は平らな形状で挟み込めるクリップ構造のため、食材の重さで転がりを防ぐので、思い通りの場所に火を当てることができます。

強度の高い串を上枠材の凹みに固定することで、五徳に変化します。軽量な見た目からは想像できない安定した五徳なので、メスティンやスキレット、やかんなどを利用することができ、調理の幅を広げることができます。耐荷重は串2本あたり500gです。

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利便性に特化した
"ステンレスメッシュ"

薪の大きさや火力の調節に合わせ、網の高さを変えることが可能。ドライバーなどの工具は必要は無く、ステンレスメッシュに空いた2つのハトメ穴がストッパーとして機能するので、つまんで移動させるだけでお好みの高さに調節することができます。

また、網の2辺が立ち上がっていることにより、風による影響を軽減。爆ぜの防止や炎を上昇させる効果があります。立ち上がりのない辺からは薪が入れやすく、炭の排出も簡単に行えます。

ステンレスメッシュ素材の網は、通風に優れ、燃焼効率が高いため、焚き火後の炭が残りにくいという特長も。炭が残りにくいので後片付けも簡単です。

※ご使用時は、必ず網を地面より10センチ以上離してお使いください。
※網の耐荷重は2kgです。

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開発までの経緯とご挨拶

コンツール合同会社

釣った魚をすぐに焼いて食べたい。
追求の末に誕生したマルチなBBQコンロです。


初めまして。コンツールの日越と申します。
私は小学生の頃から親にキャンプの楽しさを教わり、キャンプ歴は早40年となります。

段々とキャンプ+αの楽しみを探すようになり、以前より渓流の"テンカラ釣り"を始めたのですが、川を上流に上りながら毛針を落として魚を釣っていくものである為、身軽な荷物しか持つことが出来ませんでした。釣れた魚は常温のまま袋に入れ、下山するまで持って歩くこととなります。

川魚は元々、心を奪われるほど美しい魚なのですが、下山して釣った魚を見ると非常に申し訳無い状態となっており、"せっかくの命を大切に頂く為に、河原で焼いて食べたい"と思い始めました。
そこで、市販のコンパクトなコンロを探したのですが、軽く、使い勝手の良いものが中々見つかりませんでした。

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"無いなら自分で作ろう!"とホームセンターで材料を買い、試作品を作り始めたのがきっかけです。
試作品1号は、魚を刺した竹串が一緒に燃えたり、転がって落ちたりと問題ばかりでした。試作品の問題点を一つ一つクリアし、たどり着いたのが現在の形です。
火加減調整のために火床を上下出来る仕組み、串の転がりを防止する枠の凹凸、串のクリップ形状、串の上に調理器具を置けるように配置の調整、収納袋を焚火シートにするなど、細かい改良が施されています。

また、全て私にも経験があることなのですが、調理の火加減に苦労している方、アウトドア用品が自宅に溢れている方、焚き火の上に料理をひっくり返したことがある方、などにもおすすめです。

制作に関しては、上田製作所さんを中心に、京都の織物屋さん、神戸の金網屋さん、大阪の耐火繊維屋さんの協力を頂き作成しており、全てこだわりの国産材料・国内メーカーで作成しております。
誰でも何処でも使いやすく、色々なシーンで活躍してくれる商品だと思いますので、是非多くの方に使って頂ければとても嬉しく思います。

製作会社概要とご挨拶

製作会社 上田製作所

京都大原野で磨き上げた製造技術を駆使し、「MADE IN KYOTO」プロダクトを創りました。

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この度、本製品を製作しました上田製作所の上田健太と申します。
当社は、京都大原野にある創業54年の線材加工会社です。

これまで、常に高品質を求められる自動車部品において、確かな技術力で業界の期待と要求に応えてきました。円形や平型の鋼材で構成されている本製品には、当社の線材加工技術が随所に使用されております。また、"完全オリジナルの製品"であることから、部品を量産するために治具や金型、部品を折り曲げる道具に至るまで、全て自社で製造しております。

私は2022年4月に上田製作所の4代目として入社し、現在は社長である父の下で研鑽を積んでいます。異業種からの参入ですが、だからこそ見える物もある、と考えております。
自動車産業は歴史的な転換点を迎えており、我々のような部品製造会社は新しい分野にチャレンジする必要があるのではないか。そんな危機感を抱いていたある日、ご縁があってコンツールの日越様から製作のご依頼を頂きました。
試行錯誤の末についに完成したのが、今回の製品です。

半世紀以上受け継がれてきた金属加工技術を駆使したアウトドアツールは、ユーザーの皆様に感動と驚きを与えられるかと思います。
どうぞ本製品を宜しくお願い致します。